近代日本の陶芸をリードした、岐阜県多治見市出身の荒川豊蔵(1894–1985)の人となりを振り返る展覧会です。桃山時代の志野が美濃で焼かれていたことを、自ら発見した陶片により実証し、そして「志野」と「瀬戸黒」の二つの重要無形文化財の保持者(人間国宝)となった荒川は、現代に続く美濃陶芸の先駆者でした。陶芸をはじめ書画や収集の品々のほか、交友や暮らしぶりをうかがう資料などで、その制作姿勢やまなざしを紹介します。
セット券対象7施設の展覧会
休館日・開館時間は各施設によって異なります。詳しくは、各施設のホームページなどをご確認ください。