クラウディア・カザーリ

クラウディア・カザーリ

クラウディア・カザーリ

イタリアのウーディネ大学にて、文化遺産の保存研究で学位を取得、現代美術史や美学を専門科目とし、美学の分野や、現代美術、美術評論で博士号を取得。 1997年より、美術史家や評論家として、ヴェローナにあるモダンアートギャラリー、ボローニャにある「MAMBO」、ラヴェンナにある「MAR」と共同研究を行い、2011年よりファエンツァの国際陶芸美術館の館長を務めている。数々の国際的な美術館と共同研究し、特に、陶芸の分野において、以下に挙げるようなコンペティションや審査に関わる。ケチュケメート賞(ハンガリー)、ヴェスタ―ヴァルト賞(ドイツ)、デンマーク賞(デンマーク)、グムンデンシンポジウム(オーストリア)、ブエノスアイレスのセラミックアカデミー(アルゼンチン)、インチョンビエンナーレシンポジウム(韓国)、国際陶磁器フェスティバル美濃(日本)、ラトビア陶磁器ビエンナーレ(ラトビア)、キルケニーフューチャーメーカーアワード(アイルランド)、フランツライジングスタープロジェクト(台湾)、ヴァロリスビエンナーレ(フランス)、ブランドシーン(中国)。 2011年から陶芸美術としては世界で最も長く続いている「ファエンツァ国際陶芸展」(1938年に始まる)の責任者となり、また陶芸についての最も古い評論誌である「ファエンツァ」(1913年に創刊)の製作責任者でもある。国際シンポジウムでの講演を多く経験しており、ヨーロッパと中国の展示会、そして現代美術や陶芸に関する書籍の監修、また新しい才能あふれる若き芸術家たちの陶芸美術の現代用語の発展を絶えず注意深く追いかけている。芸術評論への協力、概して芸術に焦点を当てた伝達報道やマスメディアと共同研究を行っている。大学卒業後の研修コースにて美術史、陶芸美術史、美術館の教養を教えている。