高橋 秀治

高橋 秀治

高橋 秀治

1955(昭和30)年岐阜県生まれ。
中学校教師を経て、1980(昭和55)年岐阜県美術館開設準備に学芸員として参画、作品収集や所蔵品図録作成などに携わり1982(昭和57)年の開館を迎える。開館後は美濃陶芸や郷土作家の展覧会などを手掛ける。1986(昭和61)年愛知県に異動して、新愛知県美術館の建設準備の最初の学芸員として参画し、収集計画や人事計画など初期の活動計画を立案し、特に作品収集の担当者として1992(平成4)年の開館を迎える。開館後も収集活動、教育普及活動をはじめとする今日の愛知県美術館の基礎を築く。展覧会活動では所蔵品展のほか、企画展では「アンドリュー・ワイエス展」「アメリカンドリームの世紀展」「国吉康雄展」など国内外を対象とした多数の展覧会を担当。また黒田清輝以前の日本人の油彩作品として、フランス、サロン(1888年)に入選後、行方不明となっていた藤雅三の作品を、120年ぶりに(2008年に)アメリカの美術館で発見。2011(平成23)年から副館長を務め、2016(平成28年)岐阜県現代陶芸美術館 館長に就任。