第12回

第12回国際陶磁器展美濃
  • 会期

    2021.09.30~2021.10.17

  • 会場

    セラミックパークMINO

  • 募集テーマ

    「やきもののゆくえ」

  • 応募数

    2435

  • 入賞

    17

  • 入選

    167

JUDGES

審査員

陶磁器デザイン部門

  • 藤森 照信

    藤森 照信

    日本

    東京大学 名誉教授/東京都江戸東京博物館 館長

    1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。
    現在、東京都江戸東京博物館館長 東京大学名誉教授 工学院大学特任教授。
    『明治の東京計画』(岩波書店 毎日出版文化賞)
    『建築探偵の冒険 東京篇』(筑摩書房 サントリー学芸賞)
    『日本の近代建築 上・下』(岩波書店)
    『人類と建築の歴史』(筑摩書房)
    『丹下健三』(新建築社)など近代建築や都市計画、路上観察に関する著書多数。 建築作品として熊本県立農業大学校寮(日本建築学会賞作品賞)、近江八幡ラ・コリーナ草屋根、 多治見市モザイクタイルミュージアムなど。近年は海外においてもフリースタイルの茶室を制作している。
    建築展としてはヴェネチアビエンナーレ建築展(2006年)
    「Fujimori Terunobu:Architect展」ミュンヘン ヴィラ・シュトゥック美術館(2012年)
    「藤森照信展 自然を生かした建築と路上観察」水戸芸術館・広島現代美術館(2017年)など。

  • 唐澤 昌宏

    唐澤 昌宏

    日本

    国立工芸館館長

    1964年愛知県名古屋市生まれ。
    愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。愛知県陶磁資料館(現、愛知県陶磁美術館)学芸員を経て、 2003年に東京国立近代美術館主任研究員、2010年に同美術館工芸課長、2020年より同美術館工芸館館長。2021年に国立工芸館館長。2018年第39回小山冨士夫記念賞(褒賞)受賞。 専門は近・現代工芸史。日本陶磁協会賞選考委員。著書に『窯別ガイド日本のやきもの 瀬戸』(淡交社)、共著に『(同)美濃』(淡交社)、『日本やきもの史』(美術出版社)。主な企画・監修に、「青磁を極める―岡部嶺男展」、「現代工芸への視点―茶事をめぐって」、「日本伝統工芸展60回記念―工芸からKŌGEIへ」、「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」、「The 備前―土と炎から生まれる造形美―」など。

  • 金島 隆弘

    金島 隆弘

    日本

    ACKプログラムディレクター/京都芸術大学客員教授

    1977年東京生まれ、京都在住。 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了後、ノキア社、株式会社東芝、東京画廊+BTAP、ART iTを経て2007年にFECを設立。現代美術や工芸の展覧会企画、交流事業のコーディネーション、アーティストの制作支援、東アジアの現代美術の調査研究などを手がける。2011年よりアートフェア東京エグゼクティブディレクター、2016年よりアート北京アートディレクターを経て、現在、京都市立芸術大学大学院美術研究科芸術学博士(後期)課程に在籍しながら、2021年より国立京都国際会館で開催される新しい形のアートフェア、ACK(Art Collaboration Kyoto)のプログラムディレクターを務める。手がけた主な展覧会に、「平行的極東世界/Parallel Far East Worlds」(成都, 2012)、「Asia Cruise:物体事件/Object Matters」(台北, 2013)、「Object Matters:概念と素材をめぐる日本の現代表現」(多治見, 2014)、「Find ASIA-横浜で出逢う、アジアの創造の担い手」(横浜, 2014)、「やんばるアートフェスティバル」(沖縄北部, 2017-2018)、「KYOTOGRAPHIE 金氏徹平 SplashFactory」(京都、2019)などがある。

  • パトリック・レイモン

    パトリック・レイモン

    スイス

    建築家/デザイナー/アトリエオイ共同創設者

    1962年スイス生まれ。
    スイスで建築とデザインを学ぶ。 1991年にアーマンド・ルイス氏、オーレル・エビ氏と共にラ・ヌ―ヴヴィルにアトリエオイ(atelier oï)を設立。アトリエオイは30年間にわたり、ジャンルの壁を解消し、学際的な創作を推し進めてきた。彼らの功績は、国際的な建築、デザイン、舞台設計といった現場での展開をみせている。 分野横断的な考え方、チームワーク、そして素材への密接なアプローチが彼らの合言葉である。彼らのプロジェクトは、今や世界的に認知されており、それは異なる素材を形作っていく段階での直感的、情緒的な関係性がもとになっている。アトリエオイは日本と特別な関係にあり、日本におけるプロジェクトの発展を続けていくことを望んでいる。 多くの試みや、文化交流、そして彼らの作品を専門に取り扱っているイベントの中で、Alias, Artemide, B&B Italia, Bulgari, Chopard, Desalto, Foscarini, Louis Vuitton,Moroso, Nespresso, Parachilna, Passoni, Pringle of Scotland, Rimowa, Röthlisberger, USM, Victorinox, Zanotta などの多岐にわたるブランドのデザインをおこなっている。また、13年間にわたり、ローザンヌ芸術デザイン大学(ECAL)など、全世界の学校で指導もおこなっている。

  • 白 明

    白 明

    中国

    芸術家/作家/中国美術家協会陶磁器芸術委員会委員長

    江西省余干に生まれる
    清華大学美術学院陶磁器芸術学部主任
    清華大学美術学院美術館実行副館長
    中国美術家協会陶磁器芸術委員会事務総長
    中国国家画院陶磁器芸術研究所副所長
    ユネスコ国際陶協IAC会員
    中国油絵学会会員
    『中国陶芸家』雑誌常務副編集長
    上虞青・現代国際陶芸センター主任
    2004年 『景徳鎮伝統製磁工芸』が中国語図書賞を受賞し、同著作はフランス語、英語に翻訳されヨーロッパで出版された。
    2010年 ユネスコ国際陶芸協会とパリ中国文化センターが主催した
    「磁語東方-白明陶芸作品展」は2010年パリ市政府「外国文化週間」唯一の中国を代表する文化活動となった。
    中国、フランス、韓国、アメリカ、スペインでは個展を20回以上開催。
    著作11種19巻、個人作品集20数種を出版している。

陶芸部門

  • 建畠 晢

    建畠 晢

    日本

    美術評論家/多摩美術大学 学長/埼玉県立近代美術館 館長

    1947年、京都府生まれ
    早稲田大学文学部仏文学科卒業
    「芸術新潮」編集者、国立国際美術館主任研究官、多摩美術大学教授、国立国際美術館長、京都市立芸術大学学長を経て、 現在、多摩美術大学学長。全国美術館会議会長。埼玉県立近代美術館長、京都芸術センター館長、草間彌生美術館長を兼任。 1990年、1993年にヴェネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナー、2001年に横浜トリエンナーレ、2010年にあいちトリエンナーレ、 2017年に東アジア文化都市京都のメーン事業「アジア回廊」展の芸術監督。 詩人としては、『余白のランナー』で歴程新鋭賞、『零度の犬』で高見順賞、『死語のレッスン』で萩原朔太郎賞を受賞。

  • 榎本 徹

    榎本 徹

    日本

    岐阜県現代陶芸美術館 顧問

    1946年7月 神奈川県横須賀市生まれ
    1965年3月 横須賀市立工業高校 工業化学科 卒業
    1973年3月 東京教育大学 芸術学科卒業
    1978年3月 東京教育大学大学院 芸術学研究科 修士課程修了
    1979年4月 山口県立美術館 学芸員
    1996年4月 同館 副館長
    2002年3月 同館 退職
    2002年4月 岐阜県現代陶芸美術館 館長
    2016年4月 同館 顧問
    現在に至る

    <主な論文>
    「文献に見る初期萩焼」471号 東京国立博物館・ミュージアム出版 1990年
    「茶陶の極北・三輪休雪の陶芸」「炎芸術」57号 阿部出版 1999年
    「萩焼茶碗スタイルの変遷」『茶の湯の名碗展図録』茶道資料館 1999年
    「陶のシルクロード・加藤卓男の陶芸」「炎芸術」85号 阿部出版2006年
    <主な著書>
    『陶芸・鯉江良二』(共著・「NHK工芸探訪」第4巻)日本放送協会 1990年
    『山口県の美術』(編集・工芸編執筆)思文閣出版 1995年
    <主な担当展覧会(図録執筆にともなうもの)>
    「現代の陶芸展シリーズ」1・2・3 1982・1984・1986年 山口県立美術館
    「古萩・その源流と周辺展」1981年、「中国陶磁2000年の流れ展」1985年、「はぎやき・破格と前衛の造形展」1995年 いずれも山口県立美術館
    「萩焼400年・伝統と革新展」2000年 パリ・日本文化会館、サントリー美術館
    <主な展覧会審査歴>
    日本伝統工芸展、日本陶芸展、西日本陶芸展、国際陶磁器展美濃、台湾国際陶芸展、山口県・広島県・三重県各美術展覧会 など

  • 前田 昭博

    前田 昭博

    日本

    陶芸家/重要無形文化財保持者

    1954年 鳥取県河原町に生まれる
    1977年 大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻卒業
    1991年 第11回日本陶芸展「毎日新聞社賞」受賞
    1997年 第10回MOA岡田茂吉賞展「優秀賞」受賞
    2000年 第47回日本伝統工芸展「朝日新聞社賞」受賞
    2002年 「現代陶芸の100年展」招待出品(岐阜県現代陶芸美術館)
    2003年 第50回日本伝統工芸展「第50回展記念賞」受賞
    2004年 日本陶磁協会賞受賞
    2005年 第60回新匠工芸展「60回記念大賞」受賞
    2007年 「わざの美 伝統工芸の50年」展招待出品(大英博物館 イギリス)
            紫綬褒章受章
    2010年 鳥取県文化功労賞受賞
    2013年 重要無形文化財「白磁」保持者認定
    2014年 「人間国宝の現在(いま)」展(東京国立博物館平成館)
    2015年 大英博物館所蔵「世界の至宝展」出品(シンガポール国立美術館)
    2018年 TEFAF Maastricht 2018展 出品(オランダ)
    2020年 日本陶磁協会賞 金賞受賞
    現在    日本工芸会理事
            日本工芸会陶芸部会長
            重要無形文化財保持者
            大阪芸術大学客員教授

  • クラウディア・カザーリ

    クラウディア・カザーリ

    イタリア

    美術史家/ファエンツァ国際陶芸美術館 館長

    イタリアのウーディネ大学にて、文化遺産の保存研究で学位を取得、現代美術史や美学を専門科目とし、美学の分野や、現代美術、美術評論で博士号を取得。 1997年より、美術史家や評論家として、ヴェローナにあるモダンアートギャラリー、ボローニャにある「MAMBO」、ラヴェンナにある「MAR」と共同研究を行い、2011年よりファエンツァの国際陶芸美術館の館長を務めている。数々の国際的な美術館と共同研究し、特に、陶芸の分野において、以下に挙げるようなコンペティションや審査に関わる。ケチュケメート賞(ハンガリー)、ヴェスタ―ヴァルト賞(ドイツ)、デンマーク賞(デンマーク)、グムンデンシンポジウム(オーストリア)、ブエノスアイレスのセラミックアカデミー(アルゼンチン)、インチョンビエンナーレシンポジウム(韓国)、国際陶磁器フェスティバル美濃(日本)、ラトビア陶磁器ビエンナーレ(ラトビア)、キルケニーフューチャーメーカーアワード(アイルランド)、フランツライジングスタープロジェクト(台湾)、ヴァロリスビエンナーレ(フランス)、ブランドシーン(中国)。 2011年から陶芸美術としては世界で最も長く続いている「ファエンツァ国際陶芸展」(1938年に始まる)の責任者となり、また陶芸についての最も古い評論誌である「ファエンツァ」(1913年に創刊)の製作責任者でもある。国際シンポジウムでの講演を多く経験しており、ヨーロッパと中国の展示会、そして現代美術や陶芸に関する書籍の監修、また新しい才能あふれる若き芸術家たちの陶芸美術の現代用語の発展を絶えず注意深く追いかけている。芸術評論への協力、概して芸術に焦点を当てた伝達報道やマスメディアと共同研究を行っている。大学卒業後の研修コースにて美術史、陶芸美術史、美術館の教養を教えている。

  • 李 政錫

    李 政錫

    大韓民国

    ソウル科学技術大学校 陶磁文化デザイン学科 教授

    1970年 韓国、ソウル生まれ
    1996年 ソウル科学技術大学校にて陶芸のBFA(美術学士)を取得
    1999年 名古屋の愛知県立芸術大学にて陶芸のMFA(美術学修士)を取得

    <主な展示会>
    2015年 Traditional East Asian Ceramic Art /京畿世界陶磁ビエンナーレ、京畿陶芸博物館 (韓国)
    2016年 Painting into Ceramics /利川世界陶磁センター (韓国)
    2017年 光州での常設企画展(GICB2017) /京畿世界陶磁ビエンナーレ、京畿陶芸博物館 (韓国)
    2019年 Collect/財団法人韓国工芸・デザイン文化振興院、英国工芸協議会/
    サーチギャラリー (ロンドン)

    <主な受賞歴>
    2005年 第7回国際陶磁器展美濃 金賞 (日本)
            第3回 京畿世界陶磁ビエンナーレ 国際コンペティション 審査員特別賞 (韓国)
    2009年 第4回 京畿世界陶磁ビエンナーレ 国際コンペティション 特別賞 (韓国)
    現在    ソウル科学技術大学校 陶磁文化デザイン学科 教授

入賞作品

グランプリ

Grand Prix

陶芸部門

  • 作品「磁器シリーズ」
    • グランプリ 【外務大臣賞】

      Grand Prix

      【Foreign Ministers Award】

    • 磁器シリーズ

      Porcelain series

    • 麻 匯源

      MA HUIYUAN

      中華人民共和国

      People's Republic of China

金賞

Gold Award

陶磁器デザイン部門

ファクトリー分野

  • 作品「Act/」
    • 金賞 【経済産業大臣賞】

      Gold Award

      【Minister of Economy, Trade and Industry Award】

    • Act/

      Act/

    • 株式会社セラミック・ジャパン

      Ceramic Japan Co.,Ltd.

      日本

      Japan

銀賞・銅賞・審査員特別賞等

陶磁器デザイン部門

ファクトリー分野

陶磁器デザイン部門

スタジオ分野

  • 作品「The view」
    • 銀賞 【中小企業庁長官賞】

      Silver Award

      【中小企業庁長官賞】

    • The view

      The view

    • 酒井 智也

      SAKAI TOMOYA

      日本

      Japan

  • 作品「cylinder」
    • 坂﨑重雄セラミックス賞

      SAKAZAKI SHIGEO Ceramics Award

    • cylinder

      cylinder

    • 青木 岳文

      AOKI TAKEFUMI

      日本

      JAPAN

陶芸部門

  • 作品「命」
    • 銀賞 【文部科学大臣賞】

      Silver Award

      【Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology Award】

    • Life

    • VILMA VILLAVERDE

      VILMA VILLAVERDE

      アルゼンチン共和国

      Argentine Republic

  • 作品「Intron 2019-1」
    • 銅賞 【岐阜県知事賞】

      Bronze Award

      【Governor of Gifu Prefecture's Award】

    • Intron 2019-1

      Intron 2019-1

    • 加藤 智也

      KATO TOMONARI

      日本

      Japan

  • 作品「手帳シリーズ」
    • 銅賞 【岐阜県知事賞】

      Bronze Award

      【Governor of Gifu Prefecture's Award】

    • 手帳シリーズ

      Notebook Series

    • THOMAS SCHMIDT

      THOMAS SCHMIDT

      アメリカ合衆国

      United States of America

  • 作品「白尖」
    • 坂﨑重雄セラミックス賞

      SAKAZAKI SHIGEO Ceramics Award

    • 白尖

      white edge

    • 山浦 陽介

      YAMAURA YOSUKE

      日本

      Japan